乳腺炎の対処方法をお教えします
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乳腺炎とは細菌の感染またはその他の乳腺組織に炎症を起
こしたもので、授乳を始めて2,3週間後に発生する急性
乳腺炎と、慢性化しやすい乳輪下膿瘍が代表的です。細菌
感染ではないものはうっ帯性乳腺症といい乳汁が滞留して
乳管を閉塞し炎症を起こすものです。乳腺がつまって炎症
が起こり、痛みや発熱すること。乳腺炎は母乳はどんどん
できるのに、出ていかないトラブルなので、乳腺炎の対策
はとにかく母乳を外に出すこと。すべての乳管につまりが
ないよう、飲ませるか搾るかします。乳房が赤く腫れて痛
くなり、高熱が出るほどの症状のときには病院へ行きまし
ょう。
乳腺炎の対処方法については次のような方法があります
@葛根湯を飲む(薬局、ドラッグストア等で手に入ります。
内科や産婦人科で処方してもらっても良いでしょう)
Aじゃがいも湿布・里芋シップをする
じゃがいもをすり下ろし、小麦粉を混ぜて耳たぶくらいの固
さに練ります。お酢を数滴ほど加え、平らに伸ばしガーゼや
キッチンペーパーなどに挟んでおっぱいの痛む部分に貼り付
けその上からラップをかけてブラジャーをつけるとよいです。
この湿布を2〜3時間ごとに取り替えます。じゃがいもがない
場合はとりあえずヒエピタ等を貼って冷やしましょう。
B赤ちゃんになるべくまめに飲んでもらうようにしましょう
そして安静にして下さい。
Cおっぱいを温めないためにお風呂には浸からずしばらくの間
はシャワーで済ませる
D甘いもの、高カロリー、高脂肪食、乳製品などはしばらくの
間は控えて、あっさりした和食を取ることを心がけましょう。
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乳腺炎の診断には、マンモグラフィー、超音波検査が行われます。また炎症の評価のため血液検査を行います。
@マンモグラフィー(乳房専用撮影装置)
乳房のためのレントゲン検査で両側の、乳房の上から見た写真(頭尾方向)と横から見た写真(内外斜位方向)を乳房をはさんでとります。しこりや、小さな白い粒(微細石灰化)がないかをみます。この検査はさわって分からない小さな腫瘤やしこりを作らない病変を映し出すのに有効です。がん病変の有無をみます。
A乳房超音波検査(エコー検査)
超音波を乳腺などの組織にあてて、その信号を画像としてモニターに映し出します。膿がたまると超音波検査で黒く水分を含んだ状態が映し出されます。腫瘤や乳管の拡張の有無を検査します。
(乳腺炎の治療法について)
細菌感染が伴わない段階の乳腺炎はうっ滞性乳腺炎と呼ばれます。凝固した乳汁が乳管を閉塞することが原因で化学性炎症をきたしたもので、細菌が証明されないものです。乳房の腫脹、疼痛を認めます。乳腺炎の治療としては患部を冷やしたり、乳房マッサージ、搾乳を行いおっぱいのうっ滞をとり、予防的に抗生物質の投与を行います。
しかし、うっ滞した乳汁にブドウ球菌、レンサ球菌などの細菌感染をきたすと化膿性乳腺炎の状態になります。乳房の腫脹、疼痛が出現し、圧痛を伴うしこりをつくり、発熱、発赤、脇の下のリンパ節炎を併発し、膿瘍(おでき)を形成をします。このような状態になると抗生物質投与が必要になります。
おできが大きくなるとおできを切開し、膿を排出するドレナージが必要になり、場合によっては膿のたまったところに細い管をいれて排膿することがあります。このような治療でも改善しない乳腺炎の場合は炎症性乳がんなど他疾患の除外診断をおこなう必要があります。
乳輪下膿瘍の場合、切開排膿で症状は軽減しますが、慢性化することが多く、慢性化した場合は根本的な病巣の切除が必要です。また陥没乳頭の形成手術が必要な場合もあります。